東海・北陸支部第16回学術集会
会長挨拶
会長: 谷口 巧(金沢大学医薬保健研究域 麻酔・集中治療医学 教授)
このたび日本麻酔科学会東海・北陸支部第16回学術集会を平成30年9月8日(土)に金沢で開催いたします。会場は利便性を考慮し、金沢駅前の石川県立音楽堂で開催いたします。
現在の麻酔科学を取り巻く状況は、手術手技の向上及び機器の進歩に伴い、これまで躊躇していた超高齢患者や、よりリスクの高い患者において安全にかつ円滑に麻酔管理を行うことが要求されたり、日本専門医機構の専門医制度への変更などにより、大きく変わり、今後も変わっていくことが予想されます。この状況下では、個々人の知識・技量の向上が必要であり、重要視されるのではないかと考えます。
そこで今回は、あえて学術集会テーマを設けずに、自分の知識・技量のベースアップを図ることを目的として、「知っておくべき」シリーズを考えました。循環、呼吸、敗血症、筋弛緩、鎮痛・鎮静、医療安全、ペイン・緩和の7テーマに関して「知っておくべき」内容の講演を行う予定です。この講演は、ランチョンセミナー(2コマ)か専門医領域講習(4コマ)、共通講習(1コマ)とし、勉強しながら空腹を満たし、専門医に必要な単位も習得できるようにいたしました。さらに、東海・北陸支部には優秀な先生方から講師を選び、支部集会ならではのアットホームな集会を作ろうと思っております。
もちろん、若手の先生方にも多数参加、発表していただける機会を用意しますし、アットホームのついでに、休憩の折に金沢の和菓子等にも堪能していただければと思っております。
また夜には、食、風靡豊かな金沢も堪能していただければ幸いです。
是非金沢に来ていただき、学術集会へのご参加、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。